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国立グランド

No4 寄付金について

5千万円の寄付金を会員の皆様から集める計画にしていますが、 この数字について説明します。倶楽部基金の取崩し(3千万円)と 大学からの支出(大学側は明言していないが2千万以上を期待)と寄付金5千万円を合わせ、 総額1億円で、8レーン全てを全天候トラックにするのが目標です。 もちろん、まだ不確定要素が残っており、現時点で8レーンを全天候型にできるという確約は出来ませんが、 会員の皆様にご協力をいただきながら、事務局として大学との交渉などに最大限の努力をしていきます。

5千万円もの寄付金を集めることを、簡単に出来るとは思っておりませんが、 少しでも多くの会員にご理解いただき、より良いグランドに改修したいと思っています。 当然のことながら、寄付はあくまでも、会員の自由意思 で決めていただくもので、事務局から強制するものではありません。 ただ、5千万円の目標を実現するために、一橋大学の他部での実績などを参考に、 年代別の基準額を追って書面で提示させていただきます。できるだけこの基準額を目安に、 ご協力いただきたいと思っていますが、寄付するかどうか、いくら寄付するかは会員の皆様の ご判断でお願いいたします。本音としては、少しでも多くのご寄付をいただきたいのですが、 それとともにできるだけ多くの会員の方にご理解いただき、ご自分の可能な範囲で参加して いただきたいと考えています。
そういう意味で会員の方が少しでも参加しやすくなるように事務局としては、 次のような施策を準備しています。

(1)税制上の優遇措置
寄付金は「一橋大学基金」に「グランド改修のため」という“ひも付き”の形で入ります。 つまり、寄付金は、一橋大学への寄付でもあり、グランド改修への寄付金でもあるのです。 したがって、寄付金は、寄付金控除の対象になりますので、確定申告により所得税が軽減されます。 また、一部自治体では、地方税も軽減されます。この扱いに関しては、大学側と調整済みです。 一橋大学基金の税制上の優遇措置の詳細につきましては、
http://www.kikin.ad.hit-u.ac.jp/foundation/tax.html をご覧ください。 また、追って書面でもお知らせいたします。

(2)如水会カードによる分割払い
出来るだけ多くの方からの寄付金を仰ぐために、如水会カードによる毎月(または年2回・年1回) 自動引き落としの仕組みや振込み手続きなどの詳細を検討しており、 如水会・大学と協議しながら年内には最終決定したいと考えています。

(3)募金集めの体制
「グランド改修推進委員会」の事務局メンバーが中心になって行います。 ただし、多数の会員の方にお願いするには丁寧に勧める必要があります。 そこで、原則年度幹事の方に「グランド改修推進委員会」の委員になっていただき、 それぞれの年度の取り纏めをお願いしようと思っています。

寄付金が目標額に達しない時に、グランド改修が全く実現できなくなり、 寄付金が大学基金としてのみ使われるのではないかという、懸念をお持ちの方がいらっしゃいますが、 前述しましたように、陸上競技倶楽部には基金がありますので、その取り崩しにより、 少なくとも最低限の改修工事(3.改修計画案:「梅」)は可能で、 皆さんからの寄付金がグランド改修に使われないという心配はありません。 8レーン全てを全天候トラックにするのが目標ですが、もし最終的に条件がそろわなければ、 目標を変更することを含め、柔軟な対応をしていくのは当然です。 この件は、大学との交渉など事務局が責任を持って対応していきます。

繰り返しになりますが、寄付は強制ではありませんが、できるだけ多くのOBの総意として、 後輩諸君に少しでもいい練習環境を提供していこうではありませんか。それが私の願いです。 皆様のご協力をよろしくお願いします。

一橋陸上競技倶楽部
会長 青木俊樹
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