一橋AC309才チームの4x100リレー挑戦


 2023年7月15日行われた三大学戦(東京・上柚木競技場)のOB4×100リレーにメンバー合計年齢309才のチームが出場した。 記録(84"81)はともかく、無事?完走できて良かった(スパイクは誰も使用せず)このリレー出場のメンバーの感想です。

この超シニアメンバーによるリレー出場の経緯はこちら
chart【走り終えて 右から池田、橋本、後藤、美和 <写真・西理香(西会長夫人)】

第一走者:池田(78才)
 OB100mでフライング失格。リレーでは失敗出来ないと、スタート前に競技役員にスタンディングスタートを申告したが、大会規約によって、クラウチングスタート(スターティングブロックを使用)しなくてはならぬと言われる。
心落ち着かぬままスタート、なんとか無事バトンパス。1年間いや足掛け2年気持ちを高めて取り組んできたが、あっという間に終わる。
何か物足りない。健康維持を目標に、来年再挑戦したい。

第二走者:橋本(76才)
 ヨレヨレながら転ばずにバトンを繋げる事が出来、ほっとしました。正直100Mは長かった! 数年前に脊柱管狭窄症が発症して長時間歩くことは出来なかったのですが、リハビリに通い、今では通勤と仕事現場で動いていることで歩行数だけは万を超えています。
でも走る事とは全く別物ですね。  来年神戸での機会があれば疾走とはいきませんが、颯爽?と走れるように身体のメンテと走る練習に取り組みたいと思います。
 京都宇治におりますので国立に行く機会はなかなか無く、新しいグランドも写真で見るだけでした。
 今回、大会前日に国立グランドで、池田さんと井田さんとバトンパスの練習が出来、グランドの触感を味わえました。学食のカツカレーも美味かった!

第三走者:後藤(78才)
 長距離の私には毎月の国立グランドでの4継バトンパス練習は誠に新鮮かつ愉快な体験。以前はユックリ走のみだった日頃のジョギングにも4継走イメージを織り込む楽しみ。 そして本番当日。バトンは何とか繋げたが、直後に右肩から転倒。左手のバトンを次走者の右手に渡す際に身体が右側に傾く?なら今後私のバトンパスは右手から右手に。
その前にまずは短距離走の脚力を。 鈍足の自分がこの歳で4継走とは意外だが、年1回の楽しい目標として極力続けたい。

第四走者:美和(77才)
 後藤君からバトンを貰って前を見ると他チームは既にゴール済み、100m先のゴールまで走路上に誰もいない。
75歳を過ぎて走っている元長距離ランナーは多くはないが、元短距離ランナーはもっと少ない。メンバー集めに苦慮する元短距離ランナー池田君の熱心な誘いで参加することにした。 「体調確認、ペース決め、コース決め、給水する/しない」など走行中に色々考え続けるマラソンと全く違い、直ぐにゴール。「これで終わり?」が直後の気持ち。 ひと月前にアキレス腱炎を再発させてしまい、走れるかどうか当日まで不安だったが、「ダメだったら代わりに走れます。」という心強い井田さんのお陰で、懸念無くエントリーできた。 来年も「これで終わり?」を味わいたい気持ちがじわじわ湧いてきている。
 300歳超4継選手選定に予選が必要になるような状況になればもっと嬉しい。

 井田OB(S51卒70才)に、昨年に続き今年も補欠をお願いした。私達の年齢では、何時何が起こるかわからず、月1回の国立練習(バトンパスなど)に参加願い、当日スタート直前まで故障欠場者に備えて頂いた。助かりました。改めてお礼を申し上げます。

2023年7月27日 池田隆弘(1969卒)