「徒然なるままに」・・・・・ 田代 信吾(1992年入学)


一橋大学陸上競技部の皆様こんにちは。平成4年入学の田代です。現役時代は800m、1500mを中心に競技生活を過ごしました。 卒業後は旧山一證券に就職しましたが、入社した年に会社が自主廃業するという予期せぬ事態に遭遇し、 その後は外資系証券会社を転々として現在に至っています。外資というと海外、 国際的と単純なイメージを抱いていましたが、転勤はなし(日本では東京にしか拠点がないので当たり前)、 希望しない限り海外赴任もなし(ただし、給与が現地の水準に調整されるのでどこへ行っても日本より下がる。 また、原則片道切符)、ということで卒業以来東京を離れたことはなく、日系の会社に就職して海外赴任を経験されている方たちが、 少し羨ましく思えます。
以上の経歴なので、特段投稿するようなネタはありません。そこで今回は、今住んでいる、 ひょっとすると終の棲家となるかもしれない調布についてお話ししたいと思います。 実は調布は最近ひそかに注目を浴びており、2010年のNHKの朝ドラ“ゲゲゲの女房”の舞台となりました。 ちなみに水木しげるさんは調布在住ですが、残念ながら姿をお見かけしたことはありません。 田代さん 昨年の夏に京王線調布駅の地下化が完成し、踏切がなくなったおかげで、南北の移動が大変スムーズになりました。 特に車に乗っているとその恩恵を感じます。今年の6月に日本選手権が調布市の味の素スタジアム(通称“味スタ”)で行われましたが、 現役の斉藤君が800mで見事学内新をたたき出したことは記憶に新しいところです(YouTubeで拝見しました)。 秋には国体が東京で開催されますが、陸上競技は味の素スタジアムで行われます。地元の子供たちを国体へぜひ招待したい、 と現調布市長の長友さんは事あるごとに言っていますが、自分の子供にとっても良い思い出になるので、ぜひ実現していただきたいものです。 田代さん 調布市長の長友さんといえば、地元では“スギちゃん”のそっくりさんとして有名で(右側が市長)、本人も意識しているとの情報です。 (髪型までよく似ています)。

調布には、深大寺、神代植物園、調布飛行場、角川大映・日活の両撮影所などの観光名所がありますが、 個人的に一番気に入っているのは多摩川です。多摩川の土手沿いにはサイクリングロードが整備されていますが、 調布から府中にかけては特に良く整備がされていて、500mごとに距離表示があります。この道を多摩川上流に向かって走っていくと、 田代さん2 是政橋、関戸橋、五本松と続きますが(従って陸上部の学生とは逆に走ります)、五本松を越えたあたりまで走ると、 往復約25kmになり、マラソンにはうってつけの練習コースになります。

多摩川の河川敷では毎年いくつかの花火大会が開かれますが、そのなかでも一番規模が大きいのが調布の花火大会です。 家のベランダからも花火は十分鑑賞できますが、やはり川原で見る花火は格別です。 今年の開催日は、8月24日に決定しましたので、興味のある方は是非一度いらしてください。

最後に競技についてですが、ここ十数年霞ヶ浦マラソンにかかさず出場しています (詳細は後輩の川合君寄稿、「チームかすみがうら2012報告」をご覧あれ)。 幸いにも今年自己ベストで走ることが出来ましたので、今後も精進を重ねるとともに、より多くの方の参加をお待ちしております。

(2013年6月25日受信)