「中長パート抱負」・・・三好優汰(中長チーフ)

中長
 OB・OGの皆様こんにちは。いつも大変お世話になっております。1月18日に熊谷で行われた24大駅伝も終了し、中長パートはシーズン開幕に向け気持ちを新たに励んでいます。

 2014年度を振り返ってみますと、パート全体としての底上げが出来たと思います。特に長距離に関しては夏合宿を経て秋に多くの選手が飛躍し、5000mで15分台に突入する選手が続出しました。しかしその一方で対校戦や駅伝では今ひとつ勝ちきれていないのが現状です。この原因としては他大学の1、2番手と渡り合える選手が不足していることが挙げられます。

 この点を受け、来季はこれまで同様にチームの底上げを行うと同時にエースとなる選手、具体的には関東インカレの標準を切るような選手の育成を課題にしたいと思います。そのためには上位層の選手自身が頑張ることはもちろん必要ですが、下位の選手が成長することでチーム全体を刺激し押し上げるようにレベルアップさせることも重要であると私は考えています。今の中長パートでは多くの選手が自主的に考えて練習をし、部内で切磋琢磨し合うという良い雰囲気が出来上がっているので、後は試合で結果が残せれば上で述べた課題も達成できるのではないかと思います。

 また、ご存知のように来季から就職活動の時期が変更になったのでほとんどの就活生がベストな状態で対校戦に望めなくなることが予想されます。そしてここ数年間は増加傾向にあった中長パートの人数ですが、2014年度の新入生は4人に留まりました。こうした中で駅伝や箱根予選会を戦い抜くためには新入部員の確保、そして上級生が手本となって下級生の持つ力を引き上げていくことも欠かせません。個人競技としての陸上ではなく、「チーム全体として」強くなることを日々考えながら精進していきます。

 最後になりますが、今年度もOB・OGの皆様から手厚いご支援をしていただきました。特にグラウンドが全天候型に改修されたことで実際の試合と近い感覚の中で走ることができるようになり、練習の質は格段に向上しました。また、   中長合宿では多くの選手が膨大な練習量をこなすことができ、秋シーズンでの飛躍へと繋がりました。このような支援なくしては中長パートの成長はありえなかったことでしょう。
 OB・OGの皆様の期待に結果で応えられるよう、中長パート一同これからもより一層努力を重ねて成長していきます。今後とも更なるご支援・ご声援よろしくお願いいたします。

平成27年3月6日