「中長距離パート 今年の抱負」・・・菊地 悠人(中長距離チーフ)


OB・OGの皆様、こんにちは。いつも大変お世話になっております。現在中長距離パートは23大駅伝を目前にして程良い緊張感に包まれております。

昨年は中距離が対校戦で毎度得点源となったほか、全日本インカレでの8位入賞、関東インカレでも準決勝進出など、人数は少ないながらも大きな活躍を見せました。一方長距離は箱根予選での最下位など苦しい場面もありましたが、秋以降は順調に練習を詰んでおります。人数も多く賑やかです。女子は4人まで人数が増え、個人でも結果を出していますがチームとしても結果を出しつつあります。中長女子だけで駅伝のチームが組めるようになり、2年ぶりに出場した奥多摩駅伝では8位の快走でした。

 今年も中長パートは、パート全体でレベルアップし「対校戦で勝つ・得点源になる」ことを全体の目標とします。そして男子は「箱根予選で東大に勝利」、女子は「奥多摩駅伝での上位入賞」も目指しながら日々練習していきます。個々人でも皆、記録の向上や全日本インカレ、関東インカレなどの標準記録のある大会への出場を目指しています。

 もちろん、これらの目標を達成するのは簡単ではありません。まだまだ課題があります。まずは故障者の多さです。この中長パートでは常に誰かが故障しているのが現状です。しかし、個人として、そしてチームとして結果を出すためには誰も故障しないのがベストです。また故障者の多さと同時に、選手層の薄さも浮かび上がりました。特に男子長距離は人数が多いですが、多いだけでは駄目であり、チーム全体での底上げが必要であると箱根予選や荒川駅伝では痛感しました。中距離や女子は、そもそもの選手数が少ないので、新入生をより積極的に勧誘したいところです。  当然、現在いる部員全員がより強くなる必要もあります。

 これらの課題を克服しチームの目標を達成するためには、基本的なことではありますが、身体のケアに一層気をつけ、日々の練習を少しずつでも確実にレベルアップさせていくことが欠かせません。その練習ですが、現在3年生は就活の合間を縫って練習しており、2年生はこれからチームの核となる覚悟を持って率先してチームを引っ張り、1年生も上級生に負けじと走り込んでいます。良い意味での競争意識があり、チーム全体として雰囲気は良いです。

 最後になりましたが、昨年も多くの部員が力をつけ結果を残すことができたのは、中長合宿をはじめOB・OGの皆様に多大なるご支援を頂くことができたからです。中長合宿の存続はとても大きく、昨年も多くの部員が高いモチベーションで臨み、走り込んでいました。また、グラウンド改修へのご尽力にも心から感謝しております。大学の中で、天候に左右されることも無く、今まで以上に質の高い練習ができるという環境は間違いなく選手にとってプラスとなります。大学で対校戦を開けることも誇らしく思っております。春に工事が完成するのが待ち遠しいです。

 中長パート一同、OB・OGの皆様の日頃のご支援に感謝しつつ、期待に応えられるようにこれからも一生懸命努力していきます。今後ともご支援・ご声援よろしくお願いいたします。