「短距離パート 今季の反省と来季の展望」・・・児玉 修一朗(短距離チーフ)


OB・OGの皆様、こんにちは。短距離パートチーフの2年生の児玉と申します。 常日頃のご支援、本当にありがとうございます。

短距離パートの2012年は110mHの学内新記録誕生をはじめとして4×100mRの H16年以来の41秒台、4大戦での4×400mRでの大会新記録など収穫の多い年となりました。 しかし、いまだに選手層の薄さが目立ち、けが人がいたこともあり、4大戦の4×100mRは3位に終わりました。 現在は冬季練習も佳境に入ってきており、次第に体が出来上がってくる頃です。春合宿では冬季練習の締めと、 シーズンに向けての準備と言うことでしっかりと怪我に気をつけながら練習を積んでいきます。

2012年シーズンの具体的な反省といたしましては、まずは4大戦。上述のとおりけが人も多く、 100mでは4位と7位、400mでも1位と4位という結果でした。結果のみであればそこまで悪くはないかもしれませんが 、持ちタイムや相手のタイムを考えると評価できる点は少ないかと思います。 しかし、ロングスプリントは収穫もあり、マイルでの大会新や三宅(2)の優勝など、上々の滑り出しができました。 続いては関東インカレ。これは出場者全員、あまり納得のいく結果は出せなかったように思われます。 4×100mRでは失格、決勝進出が期待されたマイルリレーも3分20秒を切る好タイムをマークしたものの、 予選落ちという結果に終わりました。個人種目での出場となった上田(4)、櫻井(4)も結果を残せず、 悔しい結果となりました。しかし、若いチームで臨んでいたのも事実です。2013年シーズンの関東インカレでは ここで胸を張ってよい報告ができるように奮闘していきたいと思います。 続いては国公立戦です。ここでは短距離はかなり充実した結果を出せていたのではないかと思います。 100〜400mすべてで決勝進出、櫻井(4)は優勝こそ逃したものの200mで2位に入りました。両リレーも2位、3位と 着実に結果を残しました。 そして前半の締めくくりである三商戦です。神戸大が非常に強く、苦戦を強いられましたが、格上がいる中での 110mHは上田(4)、河村(2)が2,3位と良い結果であったと思います。 オフ明けの22大戦では、仙台の地でショートスプリントの活躍が光りました。山上(1)、児玉(2)の200mは ともに好記録をマークし、4×100mRも41秒台をマーク、6位に入賞しました。 そして東大戦。厳しい結果となりましたが、三商戦に続き上田(4)は110mHで格上を相手に見事優勝、 100m、400mでも五分以上の成績を残しました。しかし、やはり層の厚い東大と比較するとこちらの層の薄さは 明白です。今後も底上げと、さらなるレベルアップを徹底したいと思います。 最後に名大戦です。最後のマイルリレーで勝利するという劇的な展開でした。向かい風が強く、 記録的な興味がそがれてしまいましたが、櫻井(4)、鈴木(2)の400mでの1,2位獲得は印象的でした。

そして2013年はチームの大黒柱である櫻井(4)、上田(4)が抜ける穴をどのように埋めるかが 大きな課題となってきます。しかし、1年生の台頭もあり、チーム内の競争は激化しています。 これは今後の競技にとって非常に大きく、練習のたびに切磋琢磨していける環境は本当に大切なものだと思われます。 冬にはタータン化が行われます。このタータン化のご厚意に添えるような活躍を我々短距離パート一同、 部員一同していきますので、今後とも変わらぬご指導ご鞭撻のほどをよろしくお願いします。