「秋シーズンへの意気込み」・・・石井 雄一(主将)
OBOGの皆様、こんにちは。日頃お世話になっております主将の石井です。
この原稿を書いているのは22大学戦の2日前ですが、
その22大学戦を含めましてこれから立て続けに行われます対校戦への意気込みを簡単にではありますがこの場をお借りしまして申し上げます。
まず、22大学戦ですが、今年は例年より約1ヶ月早い仙台での開催となりました。
対校戦の中でも1,2を争うハイレベルな環境かつ数少ないラウンド制での対校戦ということで部員一同自分の実力を試し、
9月の東大、名大戦につながる走りを意識して臨みます。昨年の同大会で決勝に出場した1500mの石井(中長3年)、
800mの斉藤(中長4年)・石井、4継、マイルメンバーを中心により多くの部員が決勝に進み経験と自信をつけて国立に帰ってきたいと思っております。
次に我が陸上競技部のメインの対校戦、東大戦(9/8)です。今年の東大は正直なところを申し上げますと
歴代でも最高のパフォーマンスを備えていると言えます。5月に行われました関東インカレでは
我が陸上部員が一人も決勝に進めなかったのに対して東大は100m、800m、110mH、400mH、円盤投げ、競歩、4継、マイルの8種目で決勝進出を果たしております。
しかし、毎年毎年劣勢と言われながらも善戦している我が部員は今回もその前予想を覆すべく戦います。
今年は卒業生が男子3名であったのに対し11名もの男子新入生が入部しました。
その中には東大戦で対校選手として出場する選手も現段階で5名ほどいます。
新戦力が東大に風穴を開ける、そして昨年より成長した上級生がしっかりサポートして勝ちにいく、
という団結力ある一橋らしさのある戦いをしたいと思っております。
その一週間後には名大戦が行われます。名大戦は他の対校戦とは違い、
800mと三段跳びが加わり多種目での戦いとなります。昨年、僅差での敗北を喫し悔しい思いをしている
上級生はたくさんいると思いますのでその悔しさを晴らせるようこれもまた団結して勝利目指して戦います。
そして4年生の多くはこの名大戦で引退されると思います。今まで先頭で引っ張って下さった
先輩方が引退レースを勝利で飾れるよう上級生の意気込みも去ることながら下級生の気持ちも高まっております。
そして10月の頭がエントリー締め切りとなっている箱根予選会の出場をかけた挑戦があります。
最終チャレンジは9/22,23の日体大記録会です。22大学戦前の現段階で6人が参加標準を切っており、
残り4人必要です。現状では、既に参加標準タイムを(5000m16分30秒)切っていながら記録の期限切れで
再び切らなければいけないのが2名、そして残る2名ですが16分後半を記録してるものが3名、
(うち1名は大学から陸上を始めた新入生)17分台前半をマークしてるものが3名ときっかけさえあれば一気に
必要人数以上に記録突破者が出るのではないかというくらい長距離には良いムードが漂っています。
しかし、コンマ1秒で泣きを見るのが厳しい陸上の世界なので気を抜かずこれからの対校戦シーズンで、
一人でも多くの長距離部員が参加標準を切り3年ぶりの箱根予選会出場を果たせるよう部員全体でサポートしていく所存であります。
簡単にではありますが以上がこれからの対校戦シーズンを戦っていく上での意気込みでございます。
部員一同一丸となって勝利目指して努力致しますのでOBOGの皆様の温かい御指導御声援のほどよろしくお願いいたします。
稚拙な文章ではありますが以上をもって挨拶とかえさせていただきます。