松永宣夫先輩(昭和34年卒)日本記録達成!


昭和34年卒業の松永宣夫先輩がとうとう日本記録を達成しました。
去る4月30日の千葉マスターズ記録会で、重量投げで13.00メートルの75歳台の日本記録を樹立 しました。従来の記録、12.70メートルを更新したものです。 重量投げはマスターズにだけある種目で、2000年に日本マスターズで正式種目として採用されました。 重量投げ  20センチ位の鎖のついた鉄球をハンマ―のように投げる 競技で49歳以下は15.9Kg。年齢とともに段々軽く なり、70歳以上は7.26Kgと一般砲丸並みの重さです。 最近では、特にハンマーの選手が重くて補強運動にもなるので積極的にやるようになっています。 倶楽部会員では、石川淳史さん(平1入学、平5卒業)が、昨年から重量5種に挑戦し大変重い(15.9Kgの)重量投げをやっています。

以下は、松永先輩からメッセージです。 「重量投げという言葉から、いかにも力比べという感じがしますが、 重量投げ  もちろん力があるに越したことは ないけれど決め手はターンで、私もまだ1回転ですが、 2回転を完全にマスターすれば、なお 記録を伸ばすチャンスはあると思っています。 私は4年前に初めてハンマーとこの種目に取り組み、ハンマーは中々投げ場がないので代わりにWT(器具はウエイトスローと言います)を 投げ続けている内に、年々記録が伸び、昨年は日本記録に34センチに迫って射程に入り、 今年やっと日本新記録が実現したもので、 昨年の5種の日本一より記録としてはずっとうれしいものです。 重量投げ  今年は夏から秋にかけて2回、重量投のある大会に出場する予定で、更に記録更新に挑戦する つもりです。」

さらなる高みを目指す、そのチャレンジ精神に敬服いたします。 会員一同で松永先輩を応援するとともに、我々も、松永先輩をお手本に頑張りましょう!

(5月18日)

残念ながら松永先輩のスナップ写真はないそうですので、重量投げの器具と 投げ方をご紹介します。
写真1と3が重量投げ用の鉄球
写真2は、今年70歳になって直ぐに日本記録を更新した愛知の方で、シニア仲間の大スターだそうです。