No9 現役諸君への要望
一昨日(11月17日)、恒例の現役・OB対抗戦に出かけてきました。今にも雨が降りそうな空模様でしたが、
競技終了まで雨も降らず、また怪我も無く、今年の絞めの競技を現役・OB一緒になって、皆で楽しんできました。
競技終了後の懇親会の挨拶で、私から現役の皆さんに、二つのことを目標に掲げて頑張って欲しいとお願いしました。
第一は、部員数を大幅に増やして欲しいというお願いです。今までは抽象的に「数は力なので部員数を
増やして欲しい」ということだけを申し上げてきました。今回は、具体的に数字をあげて話をしました。
1学年15名、4学年合計で60名の部員確保に努め、何としても4年後に総勢60名の部隊にまで
増やして欲しいとお願いしました。我々OB倶楽部も、グランド改修などによって現役の皆さんをサポート
するので、このようなはっきりとした数値目標を持って頑張って欲しい、と強くお願いしました。
第二は、箱根駅伝についてです。今年は3年ぶりに予選会に出場できました。そのことは大変嬉しいことですが
、出場45校中43位でした。30位の東大はもとより、学習院や東工大にも劣後しました。
上位10名の合計タイムは、東大が11時間15分であるのに対し、一橋は11時間55分でした。
合計で40分、一人当たりにすると4分、5千メートル換算では東大17分対一橋大18分で1分の差です。
出場がほぼ決まっている来年の予選会では、半分の20分程度の差に縮めるよう、
長距離コーチ共々計画的に取り組んで欲しいとお願いしました。予選会とはいえ、
箱根駅伝には独特の雰囲気があります。OB倶楽部としても来年の応援を楽しみにしていると、
私にしては珍しくハッパをかけました。
今年もいくつかの対抗戦の応援に出かけました。つくづく思うのは一橋の人数の少なさです。
我々の時代は、部長であった都留先生やOB倶楽部の先輩方が熱心にサポートしてくれました。
必ずしも充分ではありませんが、私もお世話になった先輩方を思い出しながら、
様々なことを手がけています。部員数は倶楽部繁栄のメルクマールでもあります。
「部員数60名」というこの数値目標に少しでも早く到達できるよう、
OB倶楽部の方々にも物心両面でのサポートを引き続きよろしくお願いします。
平成24年11月19日 一橋陸上競技倶楽部 会長 青木俊樹
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