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小生は投擲系十種競技選手(?)として、国立での競技部生活を満喫させていただきました。
一芸に秀でるものがなく、消去法で辿り着いた混成競技ですが、
陸上競技の奥深さや楽しさを十二分に味わうことができました。
昨年、右代啓祐選手が日本人で初めて8,000点を突破して十種競技が少し注目されました。
9,000点を超えている世界とはまだかなりの差がありますが、
かつて同じ東洋人の楊伝広(台湾)がローマオリンピックで銀メダルを獲得し、
世界記録も作っているのですから、日本人も世界で通用するはず。
右代選手のますますの記録更新が楽しみですし、
現役学生の皆さんもこの競技に是非チャレンジしてみてほしいと思います。
さて、小生は昨年10月から長野県で勤務しています。
担当テリトリーは東信地区といわれ、長野新幹線では軽井沢・佐久平・上田の3駅に跨っていますが、
自然(浅間山と八ヶ岳の雄大なパノラマ)・味覚(やはり蕎麦が旨い)・人情(勤勉実直な県民性)と
三拍子揃った素晴らしい土地柄にすっかり惚れ込んでいます。
陸上競技では何と言っても、学生長距離界を席巻している佐久長聖高校の存在が光ります。
両角速・前監督(現・東海大学駅伝監督)の指導力と、佐久市内(標高700m)にある前監督手作りの
一周600mのクロスカントリーコースが選手の強靭な足腰と心肺を作っているのでしょう。
単身赴任先の上田市には、自宅近くに太郎山という1,164mの市民に愛される山があります。
1日に2回登頂する愛好者もいるそうですが、小生も11月に軽い気持ちで登ってみました。
ところがこれが大変きつく、元気な中高年女性ハイカーにどんどん追い越され、
体力の衰えを自覚した次第です。マスターズ陸上で日本チャンピオンと大活躍されておられる松永先輩から
大会参加のお誘いをいただきましたが、今はこの恵まれた環境(単身赴任で週末の暇も十分ということも含めて)を活かして、
冬はスキー(最近現役の皆さんが夏合宿をしている菅平高原には車で40分)、
夏は山登り(いずれ北アルプスも)で、体力低下防止を図りたいと思っております。
現在、「景観のよいコースでのジョギング→疲れを癒す温泉→旨い蕎麦屋」というルートも
開拓中ですので、同好の皆様は長野に来られる機会があればぜひ一声お掛けください。歓待いたします。
写真は、
@ 佐久市内からの浅間山
A 佐久長聖高校のクロカンコース
B 自宅から望む上田城と太郎山
(3月31日受信)
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