米国NJ州での「ミニかまくら」づくり・・・・・ 田中 直弥(1989年入学)![]() NJ州は米国の北東部にあり、ニューヨーク州に隣接しています。勤務先や私の住む 地域は、マンハッタンまでクルマで約1時間の距離ですが、あの高層ビル群の風景は 見る影もないほど片田舎です。リスはほぼ毎日見かけ、シカも時折見かけます。 他にもこれまで、タヌキ、七面鳥、スカンク等に遭遇しました。また、鉄道・バスと いった公共交通機関が乏しく、多くの場合、スーパーマーケットすら、徒歩で行ける 距離にはありません。日本ではおそらく稀ですが、こちらでは80歳を超えた高齢者も、 自らクルマを運転して買い物等に出かけます。まさに「クルマ社会」です。 日本のように公共交通網が発達しているのは、米国ではごく都心部に限られています。 そんな片田舎での生活ですが、妻、息子とこの3年であちこち開拓し、何とか ![]() 早速、インターネットで「かまくら」の作り方を検索してみましたが、大人が入れる 本格的なものは人手と熟練が必要と判明。そこで、当時3歳半の息子が入れる大きさの 「ミニかまくら」を作ってみることにしました。まず、家の前に2メートル弱の雪山を 作り、それをショベルで叩いて固めるとともに、冷水を撒いてしばらく置きます。 雪山が固まった頃合いを見て、山の麓を掘り始め、徐々に横穴を広げていきます。 穴に息子の上体が入る大きさになったら、穴が崩れないよう慎重に掘ると同時に内壁を 手で叩いて固めていきます。 こうした作業を半日続けた結果、写真のようなミニかまくらが完成しました。 近所の人から奇怪なものと思われないよう、ミニかまくらの頂上に雪の球体を乗せ、 ![]() 今冬もミニかまくら作りの期待がかかっていますが、例年になく暖冬のため、 現在積雪ゼロです。このまま降らずに春を迎えるか、はたまたこの先急にドカッと 降るか、まだ何とも分かりません。ただ、大雪が降れば息子の成長した分、昨冬以上に 大きなミニかまくらを作らねばなりません。そういう意味でも体力づくり、運動は重要 なのですが、週1回ランニングマシンに乗って汗を流す程度で、足りていません。 仕事、家族サービスの合間に何とかトレーニングの時間を確保して習慣づけるよう、 心掛けたいと思います。 (写真は昨年の風景で、@自宅周辺の雪景色、Aミニかまくら作成中、Bミニかまくら完成後、です) (2月14日受信) |