「お花見、スイーツマラソン」・・・・杉本 俊也(1987年入学)
1987年入学(1991年卒)の杉本と申します。円盤投げ・槍投げをやっておりました。 2004年に興銀から東京ガスに転職し電力事業の関連業務に携わっています。今回、一橋陸上競技倶楽部のホームページ(OB/OG用)に投稿するにあたって、過去投稿分の投稿記事を、面識のある先輩や後輩の分を中心に初めて拝読させていただきました。これまで知らなかった過去の話や意外な近況報告などが満載されていて、しばらく想い出に浸りました。ありがとうございます。
さて、私は、ちょっと緩い話を2つ紹介させていただきます。1つ目は、『お花見』です。昨年の開催については、日渡先輩の昨年4/9の投稿で報告されています。2つ目は、1年前に同期4人で出場した駅伝大会『スイーツマラソン』の話です。
《お花見》
ここ数年、桜が咲く季節になる前に、宮崎邦夫先輩(1988年卒)が日渡先輩(1987年卒)に発信されるお花見の開催日調整の相談メールが、私のところにも届きます。季節と絆を感じるメールです。お花見の日程が決まった後、私が行うアクションは、開催日を連絡がつく人で参加できそうなOBOGの人に連絡する、長女(現在、中学2年生)を誘う、長女が参加できれば同級生のじゅりちゃんに声を掛ける、というものです。
いつ何がきっかけで始まったのか、良く覚えていません。ただ、あるとき、定例的にやろうぜと盛りあがって、まとめ役を決めようということになったとき、最初は固辞されていた宮崎先輩が、酔っ払い気味の日渡先輩に強く推挙され逃げ道がなくなった結果、腹をくくって『幹事やります。』と力強く宣言されたシーンは鮮明に覚えています。それから、この自然発生的で場当たり的な緩い集まりが何年も続いているのは正直いって驚きです。秘訣は、まとめ役である宮崎先輩の人徳と気配りと、絶対にやるぞ絶対に行くからという日渡先輩の強い意志、だと思います。毎回、誰かしら違ったメンバーが加わるところや現役の皆さんとゆっくり話せるところも楽しみです。
お花見の内容は、国立のグランドに集まって軽く飲み、開店時間を待って居酒屋で飲む、のがコア部分です。決まり事は、ほとんど何もありません。集合は遅れてもOKですし、練習するか否かも自由です。私は、グランドの隅にブルーシートを広げて、寒さに耐えながら皆と一緒にビールを飲む瞬間が大好きです。気分が一気にリフレッシュします。
長女と友達のじゅりちゃん(お花見の影響もあって?中学校では陸上部です)にとって、お花見は大好きな行事です。子供達にとって、大勢のおじさん達から最高に大事に扱ってもらえて、夜は居酒屋で無礼講という雰囲気を味わえる、という非日常体験は最高に心地が良いようです。皆さんに、感謝、感謝です。
これからも、できるだけ楽しく長く続いて欲しい会です。
【写真】3年前(2010.4.4)の全体写真とリレー(4×400mR)のチーム別の写真です。(日渡先輩の昨年3/25投稿でも紹介されていました)
《スイーツマラソン》
昨年1月、同期4名(頼、富田、安田、杉本)と長女の5名で、
お台場で開催されたスイーツマラソンに出場し(
http://www.sweets-marathon.jp/report/2012_tokyo/)
駅伝を満喫しました(チーム名『頑張るオヤジ達』、結果3:28:25)。この大会のルールは、
1周2キロのコースをチームでタスキリレーするというもので、順番や1人が何周走るかはチームで
自由に決めます。
大会名にスイーツとあるのは、給水所では一口サイズのスイーツが食べ放題で、
会場には特徴のあるスイーツ関連の出店が多数あるという企画の大会だからです。
ただし、
何て安易な企画なんだとバカにするものではなく、主催者の狙いどおり、
若い女性の参加者も多く華やいだ雰囲気で大いに盛り上がっていました。
出店のスイーツも、
バンバン売れていましたし、参加料も高めの設定でしたので、ビジネスとしても十分に成功していると思います。
非常に緩い大会ですが、実際に出場するとなると意外と真剣になりますし、駅伝の面白さも感じられて満足でした。
【写真】全体写真、リレー(頼⇒長女)
《雑感》
私が、陸上部のグランドに行って、一番思い出す記憶は大学4年生夏の出来事です。1〜3年生が夏合宿中で閑散としていた国立のグランドに週末にふらっと立ち寄ってみると、当時監督だった西先輩(1981卒)たち数名がアップ中で、話を伺うと、これから卒業10年目にやろうと約束していた100Mの競争をするということで、見学&お手伝いをした経験です。気迫のこもった真剣勝負に圧倒され、何だか感激しました。その後、飲みに連れて行っていただき、酔っぱらって帰宅するとき、同期の誰かと、『カッコいいよね。俺たちも卒業10年目にやろうぜ。』と興奮して約束した記憶があるのですが、その後、社会人になってみると、とても100Mを全力疾走することは不可能であることが分かり、残念ながら約束は自然消滅しました。
お花見のリレーもスイーツマラソンも、この100M競争とは、まるで違いますが、陸上の楽しさを感じられるものでした。今後も、機会があれば、このような刺激を感じていければと願っています。
(2月18日受信)